介護施設で働きたいと考えているものの、どのような基準で求人を探せばいいのかわからない人もいるだろう。そのような場合に重視すべき点の1つが、夜勤ありの求人であるかどうかだ。夜勤の有無の違いによって、同じ介護の仕事でも働き方が大きく異なる。夜勤ありのフルタイムのスタイルで働く場合、夜勤と日勤をローテーションで繰り返すことになる。一方で日勤のみの求人であれば、常に同じ時間の勤務で生活リズムを安定させやすい。
生活リズムが崩れることを考えると、夜勤なしの求人が魅力的に思えるだろう。しかしその分、夜勤ありの求人は特別手当が支給されるため、日勤のみの求人より稼ぎが大きくなる。より効率的にお金を貯めたいと考えているのであれば、夜勤ありの求人を選ぶのが適している。
基本的に、介護施設における夜間業務は、利用者が寝静まっているため、そう忙しいものではない。ただ、夜間は出社人数が少ないため、何か緊急性が高い出来事が起きた際に、率先して対応しなければならない。こうした大きな責任が伴うことは、頭に入れておいた方が良い。
もし、夜勤ありの求人を探す際、立地条件を確認することが必要になる。遅い時間帯の勤務であれば、出勤や退勤の時間帯に電車やバスなどの公共交通機関が動いていない可能性がある。そのため、夜勤ありで働くなら、なるべく自宅から公共交通機関を使わずに通勤可能な近いエリアでで求人を探すことが大切だ。
立地条件が良く、自宅からスムーズに通える介護施設なら、通勤のストレスが少なくなり、働きやすくなるだろう。夜勤がある仕事は、特に疲労が溜まりやすいため、自分の身を案じるという意味でも、なるべく近い場所を選んでおいた方が良い。